位置ゲーをやっていると、仕事とか観光とか特に関係なく、無駄に遠隔地を往復したがるおかしな人がいたりします。
私です!!
東海道新幹線に安く乗りたい
年度末の3/30に、何だかよく分からないけど東北新幹線の切符を衝動買いして仙台まで往復してきたことは、先日お伝えした通りです。
JR東管内の新幹線は「週末パス」が使えるので、運賃を安く抑えることができます。
しかしこの時点では、私は東海道新幹線の乗車料金を安く抑える術を知らなかったのです。
それが、ホームページ類を漁ってみると、どうも「ぷらっとこだま」か「スマートEX」といったサービスをうまく使うと安く済むようです。
「ぷらっとこだま」か「スマートEX」か
はてさて、これらのサービスがどういうものなのか、ちょっと調べてみましょう。
「ぷらっとこだま」は企画券
「ぷらっとこだま」は、JR東海ツアーズが出している「企画乗車券」。企画乗車券というのは初めて知ったのですが、切符に似て非なるもののようです。
「スマートEX」は、東海道・山陽新幹線向けのモバイルSuicaのようなもの
続いて「スマートEX」。こちらは東海道新幹線を利用している方であればご存知の方も多いかと思います。
新幹線に滅多に乗らない(乗れない)私のような人間は、紙の切符を苦労して買った末に、改札で足止めを食らって迷惑をかけるわ恥ずかしい思いをするわで大変でした。
それが、スマートEXのおかげで改札を華麗にスルー。まるで普段から新幹線を使いこなしているビジネスマンのような気分にひたれます。何年かぶりの利用だったりするんですけどね^^;
この「スマートEX」ですが、何日か前までにグリーン席を予約すると、普通車指定席より安くできたりします。
どちらを使うのがオトクか
おお!なんか表貼り付けられるんですね、このブログ。
知りませんでした・・・
という事で、普通指定席料金(スマートEXで取る時も同じ)、スマートEXのグリーン早得(グリーン席事前予約)、ぷらっとこだまの普通席、同じくグリーン席の価格の比較表を貼り付けてみました。なお、運賃+特急券の合計金額です。
東京から | ||||
自由 | EXグリーン早得 | ぷらっと指定 | ぷらっとグリーン | |
東京 | 0 | |||
品川 | 1030 | |||
新横浜 | 1360 | |||
小田原 | 3220 | 3620 | ||
熱海 | 3670 | 3870 | ||
三島 | 4000 | 4200 | ||
新富士 | 5070 | 5270 | ||
静岡 | 5830 | 6030 | 4700 | 6700 |
掛川 | 7340 | 7540 | ||
浜松 | 7770 | 7970 | 6600 | 8600 |
豊橋 | 8420 | 8620 | ||
三河安城 | 9720 | 8930 | ||
名古屋 | 10360 | 9000 | 8300 | 9300 |
岐阜羽島 | 10580 | 9570 | ||
米原 | 11880 | 10600 | ||
京都 | 13080 | 11000 | 10300 | 11800 |
新大阪 | 13620 | 11200 | 10500 | 12000 |
東京から乗る場合、値段的に安いのは「ぷらっと普通<普通<スマートEXグリーン早得<ぷらっとグリーン」の順です。但し、これは「豊橋(浜松)」までの場合です。
これが「三河安城(名古屋)」以遠になると、普通席料金とスマートEXグリーン早得の料金が逆転します。
つまり、「ぷらっと普通<スマートEXグリーン早得<普通<ぷらっとグリーン」の順になります。
スマートEXグリーン早得を選んだ理由
この時点まで、頭の中では漠然と「東海道新幹線に安く乗る方法はないものか・・・」とだけ考えていました。
しかし、「スマートEXグリーン早得を使うと普通席より安くなる」ということを知った途端、気がついたら往復予約してました(てへべろ)。
他にも「ぷらっとこだま」にはちょっと痛い部分がありまして・・・。
まず、「企画乗車券」なので、自動改札を通ることができません。これが「切符と似て非なるもの」の痛いところです。有人の改札を使わなければならない・・・。
既に何度かの出張で「スマートEX」の恩恵にあずかっている身としては、紙の切符は我慢するとしても、自動改札が通れないというのは非常に痛い。
紙のチケットを事前に郵送して貰う必要があったり、座席変更ができなかったり・・・と、致命傷ではないけれどもちょっとしたデメリットがある。
あと今回は名古屋なので影響無いのですが、他の問題もあります。
上の表ですが、「ぷらっとこだま」「ぷらっとこだまグリーン」の空欄が気になられたかと思います。なぜ空欄にしたのかというと、東京駅から空欄の駅に対する設定がそもそも無い(買えない)のです。
また途中下車もできないので、米原に行きたいのでぷらっとで京都まで買って岐阜羽島で降りる・・・といった事もできません。
この辺の事情を勘案し、最安となる「ぷらっとこだまの普通指定席」ではなく「EXこだまグリーン早得」を選びました。¥700の差で、普通指定席がグリーン席にアップグレードされますし。
スマートEXの座席予約
これにより、「ぷらっとこだま」の調査はここで終わりにしてしまいました。なのでこちらは分からないのですが、すくなくとも「スマートEX」の場合、アカウントを登録すると座席の確保状況がわかります。
上の図のような感じで表示されますが、この「○」が予約可能な席、「✗」が予約されている席です。
どれぐらい安くなるのか
おお、グラフも貼り付けることができますね。
このグラフは、通常の手続きで自由席を買った場合(青)、同・指定席(薄い赤)、同・グリーン席(緑)、そして「スマートEXグリーン早得」(濃い赤)の価格です。東京から各駅に行く場合、それぞれいくらかかるか。
もう「ぷらっとこだま」は考えてません。
これを見てもわかる通り、豊橋までは通常通り普通席を買ったほうが安いのですが、三河安城以遠は逆転して、「スマートEXグリーン早得」のほうが安くなることがわかるでしょう。
行ってきたら報告します
こんな感じで東京-名古屋間を「スマートEXグリーン早得」で予約・座席確保してしまいました。「JREポイントで新幹線グリーン席をゲットだぜ!」という野望はどこに行ったのか・・・
往復だと4000ポイント必要なので、まだまだなんですよ・・・
ともあれ、既に名古屋往復分は予約してしまいましたので、あとはあほな往復劇の顛末をそれなりにお待ち下さいませ。