なつめも

「なつめちゃんと巡る駅メモの旅 ※なつめちゃんいません」というタイトルが長すぎるので、短くしました

JREポイント使ってグランクラスに乗ってきました

 

いままで、「新幹線のグリーン車にオトク価格で乗りたい!」ということで、東海道新幹線こだまのスマートEXの乗り方とか、JREポイントを使ったJRE新幹線グリーン車優待の使い方とかやってきました。

 

その後新型コロナウィルスのお陰で外出する機会が激減していまいましたが、ご安心くださいその間もJREポイントを貯めておりました。

 

 

 

JREポイントの優待がすべてオンラインで

 

新型コロナ禍の間にJRでは結構な変化がありまして、具体的には「みどりの窓口」が軒並み閉鎖ないし縮小しています。

 

それじゃあJREポイントで貰ったJRE新幹線のグリーン車アップグレードチケットがなくなっちゃうのかよというとその通りなのですが、現在はポイントサイトからアップグレードチケットを発行してもらうかわりに、えきねっととくだ値から直接ポイントを使えるように変わっています。

 

グランクラス入り口

今までの流れは、

  • JREポイントサイトでアップグレードチケットを発行してもらう」
  • →「郵送されてきたチケットを持って駅に行く」
  • →みどりの窓口でチケットを提示しつつ、JRE新幹線グリーン車の座席指定を行う」
  • →「新幹線普通指定席相当の料金を支払う」

 

でした。これで硬券が2枚郵送されるてくるので、これを待って緑の窓口へ行って予約、という流れです。


これが今では、

  • 「駅ねっととくだ値にログインする」
  • →「乗る新幹線を探す」
  • →「座席指定のところでポイントを使えるオプションが選べるので、それを選ぶ」
  • →「普通指定席の料金で決済する」

 

というふうに、自宅ないしスマホですべて完結します。

 

現在の方式で何がうれしいかというと、スマホだろうとSuicaカードだろうと、とにかくデータとして持ってくれるので硬券を持ち歩く必要がない。更に同行者がいる場合、その人たちの Suica 番号を登録しておけばその分も纏めて購入でき、チケットレスで新幹線に乗れるようになります。

 

なおポイント優待を使う場合、全員分あなたのポイントから消費されます・・・

 

 


JREポイントのアップグレード優待の対象に、グランクラスが対応

 

グランクラス車内

もう一つ素晴らしい改変がありまして、JREポイントによるアップグレードの対象として、以前はグリーン車しかありませんでした。えきねっととくだ値だと、ポイント優待でグランクラスに乗ることができます。普通指定席の値段(+JREポイント)でグランクラスに乗れるという意味です。これは結構メリットが大きいのです。

 

例えば東海道新幹線こだまのグリーン車だと、普段はあんまり利用者がいません。広い上に人がいないので、半ば自分の専用スペースのような優越感にひたれます(こだまだけど)。

 

シートは一列あたり1+2の3列シート。2列シートも、セパレータでプライベートが区切られている。

 

JRE新幹線の場合は東京-大宮間の線路を多種多様な新幹線が共用しているため、各新幹線の増発に限界があり、グリーン車といえども結構簡単に座席が埋まり混雑します。これはちょっと宜しくない。

 

今回はやまびこのグランクラスを使ってみたのですが、ピーク時でもだいたい1/3程度の座席が埋まる程度でした。東北新幹線でこれは大きい。

 

 

 

グランクラスの設備とサービス

 

テーブルは前後にスライドするので、リクライニングしていても使いやすい。ただ服用のホックが窓際にまとめられているので、2列席の廊下側だとセカンドバックの置き場に苦労する。

 

まず現在のグランクラスは軽食サービスの有る列車と無い列車にわかれるのですが、今回乗車したのは東京-一ノ関間のやまびこで座席サービスのみ(軽食無し)でした。

 

やまびこでも、この距離で2時間半ほど。この時間を縮めるためにはやぶさを利用するとか、この時間でも空腹に耐えられないとかあれば、更にお金を払うことになります。

 

 

とりあえず下りの場合、東京駅の新幹線乗り場で弁当などが買えるので、社内サービスの代わりに持ち込むのもアリでしょう。一ノ関駅を出ると、西口改札出てすぐの構内に喫茶店があり小腹は満たせます。

 

逆だと難しくて、一ノ関駅構内に入ってからうっかり新幹線改札を通貨してしまうと食料の調達ができなくなります。座席サービスのみだと、東京まで空腹に耐えるしかありません。まあ2時間半だけど。

 

座席はかなりふかふかしている上、前後左右に充分なピッチがあり快適です。オットマン連動のリクライニング機能もあります。

 

問題はトイレで、男女兼用+多目的の2つしかトイレがなく、グリーン車と兼用なので結構な確率で埋まっています。東海道新幹線だとこれにくわえて男子専用便器もあり、グリーン車専用なので待つことがないというより使ってる人自体がまばらでした。

 

あとこだまの場合はのぞみ等の通過待ち中に飲み物を買うことができますが、やまびこの場合はなまじ長時間の通過待ちが発生しないため、駅に降りて飲み物を買う余裕がありませんでした。

 

 

 

とりあえず行ってきた場所

 

 

とりあえず、一ノ関からレンタカーで陸前高田に入り、気仙沼で一泊して一ノ関に戻りました。

 

途中に猊鼻渓(げいびけい)という川下りのポイントがあるのですが、今回はとりあえずここで猊鼻渓そばというのを食いました。

 

十割そばでこれはこれでうまいのですが、なにせ生卵やらナメコやら他の山菜やらでやたらとぬめぬめしている上、なまじそばがしっかりしているために切れず、まあまあ箸でいくらつまんでもつるんつるん落ちてなかなかめんつゆに漬けられない。

 

 

 

陸前高田のいわゆる奇跡の一本松。といってもレプリカです。

 

 

 

 

一ノ関駅構内にある、カフェコメスタのメンチカツバーガー。メンチがさくさくでなかなか美味しい、あと店員さんが親切。昼飯としては量的に少ないのでもう1つなにか頼めばよかったのと、あとアイスティー系が無いのがネック。