なつめも

「なつめちゃんと巡る駅メモの旅 ※なつめちゃんいません」というタイトルが長すぎるので、短くしました

内蔵ディスク32GBの Windows10 マシンの OS を更新する方法

「ノートパソコンで作業中」の写真

 

駅メモの遠征を泊りがけで行う場合など、パソコンを持ち歩く人もいるんじゃないかと思います。

 

最悪スマホがあれば駅メモその他最低限のネット環境は自ずから整っているのですが、出先からツイッターなどでテキストをがっちり書き込みたいといった時など、やはりキーボードが欲しくなります。

 

 

 

たまに持ち歩く用に買ったクソPC

 

こういった「たまに持ち歩くPC」は最低限テキスト入力&ネット接続ができればいいので、スペックなどは最低レベルで安いもんを選びます。

 

逆に、サイズは小さいほどいい。

 

そんな条件で買ったのが、ASUS の VIVO BOOK R209H というPC。

 

ASUS VivoBook R209HA

 

既にメーカー公式には情報がなく、価格COMで辛うじて R209HA という上位機種?の情報がある程度です。もう5年も前の機械なんですね。

 

CPU は ATOM だし、メモリは2GB。それはともかく、内蔵DISKに相当する eMMC は32GBなので、OS だけしか入ってない状態で残り8GBしか空いてない。

 

んじゃデーターはどこに保存するんだよ?というと、SDカードスロットがついているのでそれをデータ用ディスクとして使います。

 

一丁前にUSB3.0コネクタがあるので USB3.0 対応の USB メモリをつけてもいいのですが、毎回付け外しするの面倒だし、つけっぱなしにすると出っ張ってしまうので 速度が遅かろうが SD カード。たまに出先で使うだけだからOK。

 

ということで、こいつを持ち歩いて5年・・・。入院中も、こいつ1台で事が足りていました。ネット時代すげえな。

 

 

 

Windows10が更新できない

 

但しこのマシン、というか格安ノートPC全般に言えるんですが、Windows10の更新要求に耐えられない、更新用のディスク容量を確保できないという欠点があります。

 

この Windows10、だいたい1回/日の周期でバージョンチェックを行っているらしく、OSをアップデートできない環境では毎回このチェックにひっかかる。

 

んでその度に勝手にブラウザが立ち上がり、「必要である重要な更新プログラム」という表示がなされます。これが無駄に処理を食い、うざい。

 

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解決方法:手動で OS を更新すればよかっただけでした

 

この画面、毎回「うざいなあ」と思いながら使っていました。特に入院中なんか毎日。

 

ところがこのたび、別のノートのSSDがぶっ壊れたのでSSDを交換したわけです。ライセンス情報がないので、今流行りの Chrome Book の OS と親戚関係 (Chromium) にある CloudReady OS を使ってみることにしました。

 

www.neverware.com

 

しかしアプリケケーションが Chrome のサブセットしか無いことやデスクトップが事実上使い物にならない等結構不便で、これ使うなら KDE か GNOME 使いますよ?なんでみんな ChromeBook 有難がってんの?という気分になってしまったのです。

 

そんな事を思っていた矢先、Windows10 にはどうもデジタルライセンスというのがあるらしい、登録されていれば OS を再インスコすれば勝手にライセンス再認証されるらしいと。

 

んで試しに Windows10 をインスコしてみたら、見事勝手にライセンス認証されたのです。

 

 

そっちはそっちで良かったのですが、ここで考えたわけです。

 

「CloudReady OS は軽いから、VIVO BOOK の OS 入れ替えたら毎日の OS 更新要求でなくなるし空き容量増えるしいいんじゃね?」と。

 

そこで一旦バックアップを取って OS を入れ替えようとしたわけですが、今度はバックアップを取り終わった時に考え直してしまったのです。

 

「手動で Windows10 を更新する手段があるとかないとかいう話があったはずだから、ちょっと試してみようかな」と。

 

それで結構時間かけて探しだしたインストーラーがここでした。

 

www.microsoft.com

 

ここの「今すぐアップデート」を押すと、手動 Windows UPDATE バイナリがダウンロードでき、こいつを実行すると、Windows10 の更新ができるらしい。

 

これの何が嬉しいかというと、OS の自動更新と異なり、ディスクが容量不足となった場合にエラーとならず、外付けの SDカードや USB メモリを使ってくれる(指定するように要求される)のです。

 

結局何が言いたかったのかというと、ディスク容量 32GBのクソPCでも、Windows10 を更新する手段がありましたよというそれだけのお話でした。

 

 

 

試しにウマ娘ぶち込んでみた

 

Windows10 のアップデートについに成功した(購入直後からずーっと調べてた)ことに気をよくした私は、DMM版ウマ娘をダメ元でインスコしてみることにしました。

 

CPU は atom、メモリ 2GB、グラフィックチップはもちろんインテルオンボード

 

んで結果だけ書いておくと、動く動かないで言えば動きました。さすがにコマ落ちはかなりありますが、動かせる程度には動きます。さすがにこのマシンでゲームがしがしやることもないので問題ないでしょう。

 

このPCですが、画面は11.6インチで小さめのビジネスバッグにも入るA4サイズ、一泊程度ならアダプターがいらない程度のバッテリー容量もあるので、泊りがけ遠征といわず気軽に持ち歩けるのも強みです。

 

パソコン持ち歩きたい方は、思い切って二束三文の超低スペック機を買うのもありだと思います。