新型コロナウィルスの「県境を跨いだ移動の自粛」が解除されたのを見計らって、さっそく行ってきました気仙沼。
岩手県花巻市の幽玄洞
気仙沼市は宮城県ですが、北に張り出しているので一旦岩手県に入ってから東へ向かいます。
宮城県内からも行けますが、単に駅メモの都合上岩手県経由しています。
気仙沼といえば三陸海岸ですが、岩手県ルートを経由したためむしろ深い山の中を経由。
途中、花巻市の幽玄洞は日本でもっとも古い洞窟・・・だったかな?化石がいろいろ取れるようです。
足場から真下の地底湖(笑)を映したところ。足場は他の洞窟とくらべても狭かったり滑りやすかったりするので要注意です。
宮城県気仙沼市
宿泊したホテルは「気仙沼プラザホテル」で、気仙沼湾の一番奥の断崖の上に立地するホテル。屋上が展望台として開放されており、気象庁だかNHKだかの観測レーダーが設置されています。
このホテルの真下にある「おさかな市場」はたぶん同資本で、ホテル前からエレベーターで気軽に買い出しに行ける感じになってます。
ただロビーから一瞬外に出ないといけないので、雨が降ってるとちょいと面倒かも。
なんか夕方っぽい写真になっていますが、早朝です。
NHKだか気象庁だかのレーダー
気仙沼周辺は東日本大震災で大規模に被災しており、これにより鉄道網も壊滅。
気仙沼線はすでに盲腸線となっており、気仙沼駅には到達していません。
その一方で大船渡線は気仙沼駅まで延びているのですが、こちらは大船渡や陸前高田までは延びていないという。気仙沼線は気仙沼まで延びてないけど大船渡線は気仙沼まで延びていて大船渡までは延びていない。うんわかりやすい。
気仙沼線や大船渡線の廃線部分はBRT(バス・レール・トランジット)に置き換えられていて、市街地では普通のバスと同様一般道を通りますが、都市間は線路を撤去して作った専用道を通ります。
毛鹿の星(もうかのほし)
気仙沼といえばフカヒレ、オルガン(メカジキ)、気仙沼ホルモンなど・・・
ですが、今回は安く済ませるために「アワビの陶板焼き」を選んでいます。
この写真の左上のお刺身っぽいのが、「毛鹿の星(もうかのほし)」というものでですね、モウカザメ(ネズミザメ)の心臓です。
まあサメの心臓とか言われてびびるわけですが、ご当地ものということで物は試しと食べてみました。
まあ、旨いとかどうか以前にえらいこってりしてます。
毛鹿の星と雲丹のこってり感はすさまじく、これとの差で南蛮漬けやらさんまの棒寿司といったお酢のあっさり系の食べ物が天国。
お造り。ほたてがこってり感に追い打ちをかける・・・
紫蘇もあるし、くじらの刺身が欲しかったですね。下の土産物屋「おさかな市場」では、角煮と見間違うようなごっつい鯨ベーコンが売ってたんですが・・・
アワビを活きたまま陶板焼きにする料理ってのは他の場所でもありますが、やはりおいしかったです。
終わりに
今回大船渡線から気仙沼周辺のBRT、三陸海岸南部を回収したことで、宮城県内はそのほとんどの駅を回収。残るは石巻周辺のみですが、この辺は何度か行った場所でもあるので気が向いたらさくっと回収してこようと思います。
※あくまでも涌谷に行くついでに気仙沼に宿泊しただけなので、石巻には立ち寄りませんでした