「駅メモ」をやる以上、いかに効率よく駅にチェックインし、しかもそえを安価に行うかというのは非常に切実な問題です。
「大回り乗車」はつらい
その1つの解として「大回り乗車」、つまり隣の駅に行くために「いかに無駄なルートを一筆書きで通るか」という乗り方もあるのですが、なんかこう詐欺っぽい。
いえ、ルール上認められてはいるのですが、なにぶん制約が大きすぎるのと、使える路線が限られている田舎民にとって、なかなかやりにくい手ではあります。
「休日おでかけパス」や「週末パス」を使う
「一筆書き」や「途中下車無効」などの厳しい制約を気にせずJR東路線に乗るためには、やはり「休日おでかけパス」や「週末パス」を使うのが常道でしょう。
東京近郊に住んでいる人は、最寄りの駅と都心の往復だけでモトが取れる値段だと思います>休日おでかけパス
これを使えば、駅数の多い東京(上野)-横浜間を、心おきなくシャトルランしてチェックインし続けるのも余裕!
飽きたら途中で降りて観光なり食事なりをして、再度JRに乗ることもできます。
快適な「普通車グリーン席」
この2種類のフリー切符ですが、新幹線特急券や在来線特急券、普通車グリーン券と組み合わせて使うことができます。
ただし、フリーきっぷは小田原まで使えるものの、JR東海管轄の東海道新幹線は使用できません。また、特急は乗り換える度にそれぞれの特急券が別途必要になります。
一方、「普通車グリーン席」は「同じ方向への乗り換えの場合」に限り、1枚のグリーン券を使い回すことができます。
「普通車グリーン席」の具体的な乗り換えパターン
・・・という事で、ざっくりと絵を書いてみました。たぶん間違ってないと思います。
この図で言うところの「左右方向」であれば、1枚のグリーン券で乗り換えOKなはずです。
例えば、久里浜駅から横須賀総武線で品川まで行き、品川で常磐線に乗り換えて高萩まで行く場合、1枚のグリーン券を使い回すことができます。
逆に前橋から黒磯、また新宿から東京などのパターンでは、少なくとも2枚のグリーン券が必要になります。
例外として、小田原方面と逗子方面の乗り換えは可能です。
横須賀・総武線快速との乗り換えは、品川駅で
乗り換えの注意点です。
横須賀線から上野東京ライン系の列車に乗り換える場合、逆に東海道線から総武線快速千葉方面に乗り換える場合、品川駅で行うのが楽です。(横浜とかでも良いのですが)
東京駅や新橋駅でも乗り換えはできるのですが、横須賀・総武線快速は品川を出ると地下深くに潜ってしまいます。東京や新橋だと地上と地下を移動することになるので、乗り換えに時間がかかってしまうのです。
ですので、基本的には品川駅~戸塚駅が乗り換えポイントになります。